朝が変われば、人生が変わる!
かつての私は、こんな毎日を過ごしていました。
朝、体を引きずるように起きて、急いで朝食をかき込み、出勤までバタバタ。
仕事が終わって家に帰る頃には疲れ果て、ぼんやりYouTubeを眺めたり、スマホでSNSやゲームを無目的にいじるだけ。
気づけば深夜。明日も早いのに、慌てて布団に潜る。
あなたも、似たような生活をしていませんか?
もし今、「毎日に満足感がない」「何かを変えたいけど、どうしたらいいかわからない」と感じているなら、この本 「朝イチの「ひとり時間」が人生をかえる」 がヒントになるかもしれません。
この本では、1日の満足感を劇的に変える方法として「明け方起床」を提案しています。
著者は4:30起きを実践する韓国人で、早起きのブームを作った一人。
私もこの本をきっかけに4:30起きを始め、生活が大きく変わりました。
この記事では、この本に書かれている「明け方起床が人生を変える理由」と「そのコツ」を、自分の体験も交えながらお伝えします。
きっとあなたのヒントになるはずです!
なぜ、早起きが人生を変えるのか?
「早起きが人生を変える」と聞いて、まずこう思うかもしれません。
「早く起きるコツを教えてよ!」と。
でも、ちょっと待ってください。
この本で最も大切なのは、「どう早く起きるか(How)」ではなく、
「なぜ早く起きると良いのか(Why)」を理解することです。
たとえば、あなたにとって明け方はどんなイメージですか?
「寝ている時間」「きつい」「日中眠くなる」…そんなマイナスイメージが強くありませんか?
そのままだと、どんなに素晴らしい方法を学んでも続きません。
この本のポイントは、 「明け方」や「早起き」に対する考え方を変えること。
明け方=寝ている時間ではなく、
明け方=活動時間、ボーナスタイム と捉える。
これが、人生を変える第一歩です。
明け方起床が人生を変える5つの理由
1.「いつもと違う」が積み重なるから
人生は、毎日の積み重ねでできています。
もし今の生活に満足していないなら、それは昨日までの積み重ねの結果。
変化を起こすためには、 今日を「いつもと違う1日」にする 必要があります。
大丈夫、めちゃ簡単です。
たとえば、いつもより少し早く起きて、ゆったりベッドメイクをするだけでもいいんです。
その「小さな違い」の積み重ねが、やがて大きな変化を生み出します。
2.自分でコントロールできる時間をGETできるから
朝の時間は、誰にも邪魔されない貴重な時間です。
夜はどうしても、仕事の疲れや予期せぬ予定に振り回されがち。
でも、朝の時間は違います。
自分が起きるだけで、そこに「自分の時間」が生まれます。
この時間で自分の行動をコントロールし、やりたいことに集中できると、満足感や達成感が自然と積み重なります。
「自分の時間」を持つことで、1日を主体的に始められるようになります。
3.朝は集中力が高いから
明け方は、集中するのに最適な環境です。
- 誰にも邪魔されない
- 疲れがリセットされている
- 誘惑が少ない
私も早朝をブログ執筆の時間にしています。
夜は仕事の疲れや予定に左右されがちですが、朝は違います。
本書では、 「朝は自分がコントロールする時間、夜は運命に委ねる時間」 と表現されています。
やりたいことを思い通りに進めるなら、朝がベストです。
4.1日に余裕を生むから
朝のスタートが慌ただしいと、1日中その影響を引きずります。
早起きして朝の時間に余裕を持つだけで、時間の主導権を握ることができます。
短い時間でも「自分のための時間」を持てると、満足感は大きく変わります。
余裕のある朝が、余裕のある1日を作ります。
5.「他人より一歩先」を感じられるから
これが私にとって一番刺さった理由です。
明け方、外を見てみると、誰もが寝ている時間に、もう活動を始めている人がいることに気づきます。
その人たちは、目標達成に向けて努力しているかもしれません。
明け方を「睡眠時間」から「活動時間」に変えるだけで、自分もその一歩を踏み出せます。
私自身、4:30に起きてみて「誰よりも早く1日を始めている」という感覚が大好きになりました。
まとめ:明け方GETした時間は、人生のボーナスタイム!
明け方に起きるだけで、人生は変わります。
なぜなら、その時間は、あなたが自分のために作れる「ボーナスタイム」だからです。
まだ寝ていたい体にムチを打ち、一歩踏み出すことで、新しい可能性が広がります。
さあ、明け方をどう過ごすか、想像を膨らませてみましょう!
次の章では、具体的に「早起きした朝に何をするか」について考えていきます。
あなたがワクワクする朝の使い方を見つけてください!
【朝起きたら何をするか】ボーナスタイムをどう過ごす?
ここまで読んで、早起きが人生を変える可能性が見えてきたのではないでしょうか?
もう一度、本書のポイントをおさらいします。
- 早起き = 人生を変える手段
- 明け方 = 活動時間・ボーナスタイム
この考え方を軸に、 「朝起きる目的を作ること」 が、次のステップです。
「筋トレしよう!」「資格勉強しよう!」と既にやりたいことが浮かんでいる方もいるかもしれませんね。
一方で、「何をすればいいのか全然わからない」「朝から頑張れない…」という方もいるでしょう。
そこで、この章では、 明け方起床で得た時間をどう活用するか 、著者おすすめの過ごし方を4つご紹介します。
すでに目的がある人にも、より朝を楽しむヒントが見つかるかもしれません。
著者おすすめ!朝の過ごし方4選
1.ストレスを解消する「癒しの時間」にする
まずは、アラームを止めて、洗顔や歯磨きで目を覚ましたら、自分を労わるひとときを。
- ベッドメイクをして、部屋を整える
- アロマキャンドルを灯し、静かな音楽を聴きながらコーヒーを一杯
- 熱いシャワーで凝り固まった体をほぐす
- 髪のトリートメントやスキンケアなど、自分を磨くケア
- ゆったりと朝食をとり、昼食の準備をする
このような 優雅な朝 を過ごすことで、自分を大切にする感覚が自然と芽生え、自己肯定感も高まります。
「忙しい日常に追われている自分」とは違う、少し特別な時間が手に入ります。
2.体を動かす
仕事終わりにジムやランニングを計画しても、疲れや「面倒くさい」が勝ってしまうこと、ありませんか?
実は、朝のほうが行動できる確率は高いのです。
運動を朝に取り入れると、体が軽くなり、集中力もアップします。
多くの成功者たちが、朝の運動を習慣にしている理由も納得できますね。
運動といっても、激しいトレーニングでなくてもOK。
軽いストレッチや散歩でも効果は抜群。
「朝、体を動かす」というだけで、1日の始まりにエネルギーが満ちてきます。
3.読書
朝は、読書に最適な時間帯でもあります。
なぜなら、頭がクリアな状態で、集中しやすいから。
ここでのポイントは、 今日の1日に活かせるヒントを探す視点で読むこと。
ビジネス書や自己啓発書で学んだことを即アウトプットするもよし、心を豊かにする小説やエッセイを味わうもよし。
「全部読まなくちゃ」と意気込まず、楽しみながら読み進めるのがコツです。
4.趣味
「興味はあるけど、時間がなくてできない」と諦めていた趣味や、かつて楽しんでいたけれど離れてしまった趣味を、この時間に復活させてみては?
朝の静かな時間は、クリエイティブな活動や趣味を深めるのに最適です。
新しいことに挑戦したり、好きだったことを再開したりすると、朝が待ち遠しくなるはずです。
まとめ:朝のボーナスタイムは自由に使え!
朝のボーナスタイムは、心理的な緩衝材にもなります。
たとえば、夜にジムに行けなかったとしても、「朝運動したから大丈夫」と思えます。
私の知っている、ある大学教授は、毎朝4:30に起きてジムに通い、「朝全力で頑張れば、あとは惰性でも大丈夫」と笑いながら話していました。
頑張るもよし、癒しの時間にするもよし。
まずは、早起きしないとこの時間は手に入りません。
「自分の理想の朝」を少しでもイメージできたなら、ぜひ明日から試してみましょう!
あなたのボーナスタイムが、人生の新しい可能性を広げてくれるはずです。
早起きするこつ
お待たせしました!「どうやったら起きられるのか?」という (How) の部分をお伝えします。
ここまで読んで「明日から早起きしてみたいかも!」と思えたあなたは、もう最強。
あとは少しの工夫を学ぶだけで、早起きを簡単に継続できるはずです。
この章では、 朝 と 夜 、2つの時間帯に分けて早起きのコツを紹介します。
【朝のコツ】5,4,3,2,1、おはよう!
アラームが鳴ったら、心の中で「5秒カウント」を始めます。
「5、4、3、2、1…」 と数え終えたら、 迷わず体を起こす 。
この瞬間、2つの選択肢があなたの前に現れます:
- 今すぐ起きて洗顔し、温かいお茶を飲み、自分との約束を守る
- 二度寝して、昨日までの自分と何一つ変わらない1日を過ごす
たった5秒の間に選ぶのは、 人生の岐路 と言っても過言ではありません。
著者は、この方法が最もシンプルで効果的だと語っています。
実際、私も5秒ルールをゲーム感覚で取り入れ、毎朝4:30に起きる習慣がつきました。
アラームを止めに行くときに感じる「自分に勝った」という感覚は、1日をポジティブにスタートする大きな力になります。
【夜のコツ1】早く寝る
早起きを成功させるためには、前日の夜の過ごし方が鍵です。
ポイントは、 就寝時間を少しずつ早めること。
例えば、まず30分だけ早くベッドに入り、30分だけ早く起きる。
これを1週間ずつ続けると、自然と早起きのリズムが身につきます。
著者は「早起きを始めたばかりの頃、日中に眠くなったら無理をせず仮眠をとる」と話しています。
自分のペースで進めることで、ストレスなく習慣化できます。
【夜のコツ2】翌日のプランを書き出す
次の日の朝、何をするか具体的に決めておくのも効果的です。
以下のようなリストを作り、 翌日の自分との約束 を形にしましょう:
- 翌朝の起床時間
- 朝取り組むこと(運動、読書、趣味など)
- その日のやるべきタスク
さらに、1日の終わりにプランを振り返り、実行したタスクを横線で消していくと達成感が得られます。
著者いわく、タスクを書くときは 時間を厳密に設定しないこと がポイントです。
例えば、夜に「18:00~19:00:ジム」と決めるのではなく、午後の欄に「ジム」とだけ書いておく。
これにより、予定に柔軟性を持たせつつ、行動しやすくなります。
私のリスト例
私は「明日の自分との約束」を、ノートにまとめています。
まとめ方は、出勤前(AM)と退勤後(PM)で、何をするか、項目だけをブワーッと列挙。
そして、ノートをブックスタンドに開いて飾っています。
これで毎朝毎晩、自分との約束を見返すことができ、プランをつくる習慣が身につきました。
○○月○○日(○曜日)
●ーAMー●
- 4:30起き
- LINE返信
- スマホを箱に入れる
- 歯磨き・洗顔
- ベッドメイク
- ブログ
- 出勤準備・着替え
- 朝ご飯
●ーPMー●
- ジム(腕)
- 夜ご飯
- 風呂
- 洗濯
- ブログ
- 一日の振り返り
- 明日の計画
- 10:00までに寝る
著者のリスト例が気になる方は、本書をぜひ手に取ってみてください。
著者が独自でつくったプランナーをダウンロードして使用できる特典も付いてますよ!
【まとめ】早起きするコツ
【朝のコツ】
「5、4、3、2、1」で迷わず起きる!
- 言い訳を振り払って、行動を始める。
【夜のコツ】
- 早く寝る習慣をつける
- 翌日の計画をリスト化しておく
早起きの目的が明確で、「試してみたい!」とワクワクしているあなたなら、きっと成功します。
さあ、明日から新しい朝の習慣を始めてみましょう!
早起きが継続する人/断念する人
繰り返しになりますが、本書で伝えたい大切なことは、以下の2点です:
- 早起きや明け方に対する考え方を変えること
- 明け方に起きる目的を作ること
この章では、特に「明け方に起きる目的」にフォーカスし、早起きを継続するためのマインドセットをさらに強化します。
ポイントは、本書の「How」の内容をそのまま真似するだけでなく、理由「Why」を 自分の生活に落とし込むこと です。
【継続する人 vs. 断念する人】その違いは何?
継続する人
早起きを成功させる人たちは、「何のために起きるのか」が明確で、明け方の時間をポジティブに捉えています。
- 夢を叶える時間
明け方の時間は、自分の目標や夢に向けた自由時間だと感じている。
「この時間があるおかげで、一歩ずつ夢に近づけている」と思えるから、早起きが楽しくなる。 - 癒しの時間
「自分を癒やす、リラックスできる大切な時間」として、明け方を楽しみにしている。
アロマを焚きながら読書したり、ゆっくり朝食を取ったり、心が穏やかになる時間と捉えてる。
断念する人
一方、早起きを諦める人の多くは、明け方にメリットを見いだせていません。
- 起きる目的が曖昧
「何のために早起きするのか」が不明確で、モチベーションが湧かない。
「寝ていた方が有意義だ」と感じてしまい、布団から出る理由が見つけられない。
【早起きを継続するための考え方】
早起きが続く人になるためには、以下の3つの考え方を持つことが効果的です:
1. 今起きなければ失うものを意識する
- 例:
「今、ブログの原稿を書かないと、退勤後に自分の時間がなくなる…!」
2. 起きれば得られる成果を考える
- 例:
「今起きて運動すれば、カロリーを気にせず、フライドチキンが食べられる!」
3. ツラい時間を取り戻せる方法を思い出す
- 例:
「ちょっと眠いけど、大丈夫。通勤中のバスで仮眠を取ればOK!」
こうして明け方の時間を 「ボーナスタイム」や「ご褒美の時間」 として意識にすり込むことで、早起きへのハードルがグッと下がります。
【起きられなくても、失敗と思わない】
これが、実は一番大切なポイントです。
何か継続しようと頑張り始め、失敗した日、こう思っていませんか?
「失敗した…」
「せっかく積み上げた記録が台無しだ…」
その感覚のままだと、「もういいや、やめよう」「1日ぐらいサボっても大丈夫だよね」と、言い訳が生まれます。
ここで挫折する人が多いのです。
でも、早起きに失敗した日も 「ぐっすり良く寝た日」と捉える ことが大切です。
- 積み上げた記録は、消えたりしません。
- ただ、その日は「立ち止まって休憩しただけ」です。
- 階段を転げ落ちたわけではなく、その場にちょっと座り込んでいるだけ。
記録を見返す日にしてみてはどうでしょうか?
3日でも1週間でも続いた記録を振り返ると、こう思えるはずです。
「すごい、自分、めちゃくちゃ頑張ってるじゃん!」
それだけで気分がリセットされ、次の日からまた早起きを始めたくなりますよ。
【まとめ】明け方に目的を見出し、マインドを強化しよう
- 継続する人は、明け方を「夢の時間」や「癒しの時間」として楽しんでいる。
- 断念する人は、メリットを見つけられていない。
早起きを継続するには、「起きないことで失うもの」「起きたことで得られる成果」「ツラい時間のフォロー方法」を意識しながら、明け方をポジティブに捉えることがポイントです。
もし起きられない日があっても、それは失敗ではありません。
その日は「休養日」として、記録を振り返るきっかけにしてみましょう。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「明け方=ただ寝ている時間」という考え方が、少しでも変わり始めていませんか?
もしかしたら、今はこう思っているかもしれません。
「明け方=ワクワクするボーナスタイム、自分だけの自由な時間」
もしそう感じられたなら、もうあなたは準備万端です。
明日から、一緒に早起きしてみませんか?
私も、この本をきっかけに早起きを始め、現在2週間ほど毎日4:30起きを続けています。
最初は「本当に続けられるかな…」と思っていましたが、やってみると、明け方に起きて得られる時間の大切さに気づきました。
今では、少しずつ「自分を変えられるかもしれない」という期待に胸が膨らんでいます。
でも、早起きの時間が4:30である必要はありませんし、朝にやることが偉大な成果である必要もありません。
大切なのは、「少しでも今までの慣れた習慣を抜け出し、前に進むこと」。
その一歩が、あなたを大きく変えるきっかけになるはずです。
さあ、明日はどんなボーナスタイムを過ごしましょうか?
一緒に明け方を楽しみ、人生をより良い方向に変えていきましょう!
本当にありがとうございました!
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