- 「早起きは三文の徳」
- 「成功者は早起きが多い」
「早起き=良いこと」と分かってはいても、具体的に「何が良いのか」が分からないと行動に移せないものです。
私も26歳の社会人で、以前は自己流の早起きに挫折しました。しかし、早起きに関する書籍を5冊読み漁り、確かな情報を得てから、驚くほど早起きが続いています。今では朝ランニングや筋トレもできています。
この記事では、私が最初に手にした『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』という書籍で紹介されている「早起きのメリット」に絞って、その内容をご紹介します。
「早起きで何が変わるの?」そんな疑問を持つあなたが、明日から自分に期待し、行動を変えるきっかけがここにあります。人生に変化を起こしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
朝イチの「ひとり時間」が人生を変えるが提唱する朝活のメリット7選
▼書籍で紹介される朝活のメリットをまとめると、以下の7つになりました。
- 自然とエネルギーが満たされる
- 自分がコントロールする時間が手に入る
- 何事においてもよく集中できる
- 1日を余裕あるものにしてくれる
- 自尊心が高まる
- 変化や成長のチャンスになる
- 「人生を変化させたい」と思う意思を呼び起こさせた
順番に解説していきます。
早起きのメリット1:自然とエネルギーが満たされる

早起きして余裕を持った朝を迎えることで、ポジティブなエネルギーが自然と満たされます。
なぜなら、朝の静かな時間に心と体にささやかな余裕が生まれるからです。余裕は、焦りや不安を忘れさせ、心を落ち着かせ、ポジティブな気分へと導いてくれます。
例えば、まだ誰も起きていない静かな明け方に、温かいお茶を飲みながら好きな音楽を耳にする時間を想像してみてください。それだけで心が穏やかになり、一日を前向きにスタートできるエネルギーがチャージされるのを感じるでしょう。
早起きが生み出す心のゆとりこそが、あなたをポジティブなエネルギーで満たし、充実した一日へと繋がります。
早起きメリット2:自分がコントロールする時間が手に入る

早起きして手に入れた時間は、誰にも邪魔されない「完全に自分だけの時間」になります。
朝早い時間は、家族もまだ寝ていたり、仕事の連絡もほとんどありません。誰からも関心を持たれず、自分も誰にも関心を持つ必要がないため、完全に自分のペースで自由な時間を活用できるのです。しかも、起きることさえできれば毎日手に入れられる、まさに「ボーナスタイム」です。
社会人にとって、自分が主体的になって行動できる時間は非常に貴重です。特に家庭を持つ方なら、家族との時間や家事などで、本当に自由な時間を確保するのは難しいと感じるでしょう。「時間がない」と嘆く私たちにとって、毎日完全に自由な時間を手に入れる唯一の手段こそが早起きなのです。
早起きは、あなたが自分の人生の主導権を取り戻し、本当にやりたいことに集中できる「自分だけの自由な時間」を与えてくれます。
メリット3:何事においてもよく集中できる

朝の時間は、何事においても高い集中力を発揮できるゴールデンタイムです。
その理由は大きく二つあります。一つは、誰も邪魔が入らない静かな環境が確保されるため。もう一つは、ぐっすり寝た後で心身がリフレッシュされており、一日の仕事を終えて疲労困憊の夜とは比べ物にならないほど元気だからです。
夜は疲労から「何か新しいことを始めよう」という意欲が湧きにくいものですが、朝は元気なので新しいチャレンジにも前向きに取り組めます。静かでクリアな頭で作業に取り組むことで、短時間で効率的に成果を出すことが可能です。
朝の時間は、あなたの集中力を最大限に引き出し、質の高い作業や学びを可能にする最高の環境を提供します。
メリット4:1日を余裕あるものにしてくれる

早起きは、あなたの一日全体に余裕をもたらし、人生の満足度を高めます。
一日が余裕あるものになるかどうかは、あなたが時間に引きずり回されるか、あるいは時間を掌握しているかにかかっています。早起きすることで、時間に追われるのではなく、自ら主導権を握って一日をスタートできるからです。
朝のうちにやるべきことが終わっていれば、日中も焦りを感じることなく、心穏やかに過ごせます。そして、夜には「今日も一日頑張った」という充実感とともに、心穏やかに一日を終えることができるでしょう。
朝の時間の使い方を変えるだけで、一日の満足度が向上し、それがひいては人生全体の満足度の向上へと繋がるのです。
メリット5:自尊心が高まる

早起きして生まれた時間を「自分を大切にする時間」に充てることで、あなたの自尊心は高まります。
自分自身を大切にする方法に気づき、自分が心地よくなる行動を実践することで、「自分は価値のある存在だ」と感じる自己肯定感が増すからです。
例えば、好きな音楽を流しながら好きなお茶をゆっくりと味わう。普段なかなかできない髪や肌の手入れを丁寧に行う。入念にストレッチをして体を労わる。これら全てが、自分の心と体を満たす贅沢な時間となります。
自分の好きなことから始まる一日は、まるで週末のような充実感を与え、あなたの自尊心を育んでくれるでしょう。
メリット6:変化や成長のチャンスになる

朝の時間は、停滞した現状を変え、自己成長を促す絶好のチャンスです。
朝5時、多くの人がまだ夢の中にいる中、早起きして活動を始めることは、それ自体が大きな一歩です。疲れているからと寝ていれば現状維持ですが、重い体を上げて新しい挑戦をすれば、想像以上のチャンスが舞い込んでくる可能性があります。社会人にとって、自分の活動時間を増やすには早起きしかありません。
もしあなたが、目標や夢に挑戦したいけれど、家族や仕事の責任で時間がないと悩んでいるなら、明け方はまさにそのためのボーナスタイムです。ノルマがなく、完全に自分のものとなるこの時間を使えば、新しいスキルを学ぶ、副業に取り組む、資格勉強を進めるなど、どんな挑戦をしても失うものはありません。朝の失敗がメインの仕事に影響することもありません。
朝の時間は、リスクなく新しい一歩を踏み出し、あなたが望む変化や成長を実現するための貴重な資源です。
メリット7:「人生を変化させたい」と思う意思を呼び起こさせた

著者は、早起きして得た時間を通じて「人生を変化させたい」という強い意思を呼び起こしたと述べています。
著者は朝の「ひとり時間」に「自分についてじっくり考える時間」を設けました。その結果、自然と自分に足りない部分や改善したい点に気づき、「自分に足りない部分を埋めたい」という内なる欲求が生まれたからです。
自分自身と向き合うことで、「今、自分に何ができるのか」を探し始め、これまで踏み出せなかった新しいチャレンジをする勇気が湧いてきたと言います。
早朝の静寂の中で自己と対話することは、あなたの内側に眠る「変わりたい」という衝動を覚醒させ、具体的な行動へと繋がる第一歩となるでしょう。
『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』の感想
気力がなくて何をするのも嫌な時にこそ変化の種をまいてほしい
「朝イチの「ひとり時間」が人生を変える」の中で、特に心に残ったのはという著者の応援の言葉です。
私がこの本を手に取るのは、たいてい心が沈んでいる時でした。
「生活を変えたい、レベルアップしたいのに、結局YouTubeを見て自己嫌悪…」という状況で、早起きが何かを変えてくれるのではないかと期待していたからです。早起きが習慣化した今でも、休日にYouTubeを見すぎて落ち込む日はあります。ですが、自己嫌悪を感じるときこそ「変化が必要なサインだ」と勇気をくれるのです。
実際にこの言葉に背中を押され、私は次のような変化を取り入れてきました。
- まずは5:30起床からスタート(1週目)
- 毎週10分ずつ起床時間を早くする(1~4週目)
- 朝1kmランニングを習慣化(4週目)
これからも僕は「自分はなんてダメなやつなんだ」と落ち込むことはあるでしょう。しかし、この本で「朝活は確かなメリットがあり、変化や成功に繋がる」と理解し、体で実感しているからこそ、この道を信じて突き進むことができます。
7つのメリットで1か月5時起きを実践した僕が感じる1番のメリット
本書で紹介された7つのメリットを理解し、実際に1か月間の5時起きを実践した私が最も実感しているのは、「何事においてもよく集中できる」というメリットです。
習慣化できた今、朝の2時間は夜の2時間とは比較にならないほど生産的だと痛感しています。
朝はブログ執筆が驚くほどスムーズに進みますし、ランニング後の達成感から「これだけ実行できた!」と感動し、自尊心も高まります。一方で、夜は疲労からYouTubeなどの誘惑に流されやすく、計画通りにいかないことで自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。朝はポジティブな行動で自尊心を高められるのに対し、夜は逆の感情に繋がりやすいのです。
朝は「行動できる時間」として、私にとって最も価値のある集中時間となっています。
まとめ
この記事では、私の生活スタイルを夜型から朝型に変えてくれた一冊、『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』から、朝活のメリットに絞ってご紹介しました。
何かを諦めそうになったり、疲れて努力に疑問を感じた時、その努力の先にどんなメリットが待っているのかを明確に理解していれば、継続する力になります。
本書が提唱するメリットは、まさにその羅針盤となるでしょう。
「私自身が朝活で感じている、さらに詳しいメリットを知りたい方はこちらの記事もどうぞ」
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