成長するために早起きして頑張りたい!けど…
・仕事に支障がでるのでは?
・体に悪いんじゃ…?
「成長したいけど、早起きってやっぱり辛い…」と、ためらう気持ち、すごくわかります。
僕は新卒2年目の社会人。「急成長するんだ!」と、ブログを書くために朝5時起きを1か月続けてみました。しかしその結果は散々。寝不足から仕事ではミス連発。毎週末挫折。1か月後には「朝活なんてするんじゃなかった」と後悔し、やる気0に…
この記事では、そんな凡人サラリーマンが「いきなり5時起き」を実践して感じた、リアルなデメリットをお伝えします。
ちなみに、僕は朝活を否定しているわけではありません。むしろ現在楽しく実践中。
記事の後半では、僕がデメリットを回避して「無理なく朝活を継続できるようになった方法」も紹介します。
無理な早起きで体調を崩したり、会社での評価を下げたりすることなく、賢く朝活で自己成長したい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
5時起き生活で感じたデメリット
僕が感じた、5時起きのデメリットは次の9つです。
- 挫折しすぎて自己嫌悪
- 朝時間は眠くて集中できない
- 日中は朝より眠いしダメダメ
- 仕事でミス頻発
- 1日の疲労感が半端ない
- 睡眠時間が定まらない(質低下)
- 頭痛と腹痛の日が多い
- イライラしがち
- 付き合いが悪くなる
▼理由は大きく次の2つだと思います
「寝不足による悪影響」
「挫折による自己嫌悪、自信喪失」
1か月ずーっと寝不足で体調不良&不機嫌。仕事もミスして怒られて、自信がなくなる。僕がイライラしているせいで妻との衝突も発生。…1か月頑張った結果、たどり着いたのは、最悪の男です。
5時起きは、驚くほどデメリットだらけでした…
1.挫折しすぎて自己嫌悪

1か月の間に4回も挫折を繰り返し「なんて意志力が弱いんだ」と自己嫌悪に陥りました。
人間は、自分をコントロールできているときが自信がつき、逆に惰性に流されてた場合は自己嫌悪を感じるものです。僕の1か月の成果は、副業収入ではなく、ザコメンタルでした。
2.朝活どころか「朝から眠い」
「朝は集中力が高い」という情報は、ちゃんと寝た人限定です。いきなり5時起きをしたら、朝から眠くて全く集中できませんでした。
朝から眠い理由は明確で、『寝不足だから』です。
寝不足で集中できないから結局Youtube で消費する、なんて日がほとんど。朝活を始めた意味がありませんでした。

3.日中は朝よりもっと眠く、パフォーマンスは最悪
朝の眠気は時間とともに悪化し、日中の集中力はほぼゼロでした。
昼休みは昼ご飯を食べずに寝るのが必須。時には食事すら諦めて睡眠を優先することも。寝不足のせいで仕事は遅れがちになり、チームに迷惑をかけ、「使えないやつ」というレッテルを貼られた気分でした。頑張るために早起きしたのに、逆効果だったのです。
4.仕事でミスが頻発する

集中力の低下は、仕事でのミスに直結しました。
例えば▼
- 必要ない試験の実施…
- 全然違うファイルを添付して送った…
「こんなこともできないのか…」と職場でも自信を失うばかりでした。
5.1日の疲労感が半端ない
夜帰宅すると、もうぐったり。しかしその疲労感は、心地よい達成感とは程遠いものでした。
常に仕事で気を張り、短い睡眠時間で疲労した脳みそを無理やり動かす…そりゃ疲れます。プレッシャーから解放されただけの、満足感の低いストレス性の疲労でした。
6.睡眠リズムがぐちゃぐちゃに(質も低下)

いきなりの5時起きは、僕の睡眠リズムを完全に破壊しました。
土日は疲労困憊でゆっくり寝るため、月曜は起きられない。火~木は睡眠不足に苦しみ、金曜はプレッシャーから解放されて夜更かし。就寝時間は22時から深夜2時までバラバラで、寝つきも悪く、まさに睡眠に悩まされ続けた1か月でした。
7.頭痛と腹痛の日が多い
日中は頻繁に頭痛と腹痛に襲われました。
寝不足による体調不良と、ストレス耐性の低下が原因です。集中できない、ミスをするというストレスが、さらに体調を悪化させる悪循環でした。
8.イライラしがちで「最低な男」に
毎日イライラしていました。残念な男です。情けない…
- ずっと眠い
- 夜寝付けない
- 頭痛や腹痛がある
- 全然副業が進まない
- 仕事でミスをする、仕事が進まない
イライラしすぎて2時間しか寝られない日もありました。もちろん次の日のコンディションは最悪…。
「イライラするから寝られない。寝られないからイライラする」という負のスパイラルでした。
付き合いが悪くなる
「早く寝なきゃいけない」と計画し、飲みなどはキャンセルすることに。
そのまま早めに寝ればいいんでしょうけど、結局スマホをいじったりしてました。「なんのために付き合いを断ったんだ?」と自分に嫌気がさしたこともしばしば…
(プチまとめ)5時起きは最低な自分を生み出しただけだった

「急成長するぞ!」とはりきって5時起きに挑戦し続けた結果、やる気0の『最低バージョンの自分』が誕生してしまいました。
- 寝不足で毎日イライラ
- 仕事のミスを頻発する
- たくさんのミスや自己嫌悪から自信0
成長どころか、退化してしまいました。
うまくいくコツは「少しづつはやく起きる」

5時起き初心者の方に心からおすすめしたいのは、「毎週10~15分ずつ起きる時間を早める」方法です。
なぜなら、いきなり5時起きを目指すと、挫折や無駄な努力に終わる可能性が非常に高いからです。ちなみに「少しづつはやく起きる」方法は、苦痛を抑えながら早起きを習慣化できるテクニックとして、多くの書籍で共通して推奨されています。
実際に僕自身も、起きる時間を少しずつ早めることで、先ほどお話しした「朝から眠い」「日中の集中力低下」といったデメリットをほとんど感じることなく、早起きを実践できています。
時間は1か月ほどかかるかもしれませんが、確実に5時起きを成功させたい早起き初心者には、この「毎週10~15分ずつ起きる時間を早める」方法を強く推奨します。
「少しづつはやく起きる」戦略が効果的な理由

脳の仕組みから見て、「少しずつ起きる時間を早め、ゆっくり5時起きの生活を獲得する方法」は、筋の通ったアプローチです。
私たちの脳には「ホメオスタシス」という、体や心の状態を常に一定に保とうとする機能が備わっています。いきなり5時に起きると、脳は「本来は6時起きのはずだ!元の状態に戻せ!」という強いサインを出します。「もとに戻そう」サインが、頭痛やイライラ、日中の集中力低下といった形で現れるのです。しかし、起きる時間を段階的に早めていくと、変化が小さいため、ホメオスタシスが働く力も小さく済みます。
いきなり大きな変化を起こそうとすると、脳はそれに対抗して大きな力で元に戻そうとします。僕が最初の1か月で挫折を繰り返したのも、ホメオスタシスが強力に働いたからだと気づきました。
だからこそ、急成長を焦らないことが、脳の仕組みを味方につけて早起きを成功させる鍵なのです。
「1週間10分ずつ」で感じた変化
僕は挫折した翌月から「毎週10分ずつ」起きる時間を早めるという独自のペースで実践しました。
10分にしたのは、自分を過信せず、確実に成功させたかったからです。挫折経験から、無理は禁物だと痛感していました。
具体的な計画としては、
1週目と2週目は5時30分起き(自分を信用しない)
続く1週間は5時20分起き、
さらに次の1週間は5時10分起き、というように設定しました。
驚くことに、このペースでは日中の眠気、集中力の低下、体調不良といったデメリットを全く感じていません。
自分を信用していないからこそ、1か月という期間をかけてゆっくりと5時起きに慣れていく。急成長を焦らないことこそ、僕にとっての成功の道だと確信しています。
いきなり5時起きはデメリットだらけ
初心者が「急成長」を追い求め、いきなり5時起きに挑戦することは、僕自身の経験から正直おすすめできません。
なぜなら成長どころか、深刻なデメリットを招き、あなたを疲弊させてしまう可能性が高いからです。
せっかくの努力が、僕のように1か月もの間、ただの「無駄な疲労」に終わってしまうのは本当にもったいないことです。
しかし、僕は「急成長願望」を一度捨て、「少しずつ変化していく」作戦にシフトした途端、苦痛をほぼ感じることなく、順調に朝活の時間を増やせています。
以下の記事では「凡人新卒サラリーマンが徐々に5時起き生活を目指している結果、2週間でメリットを感じまくっている!」という私の成功談を、書籍4冊の情報も盛り込んで紹介しているので、こちらの記事も、ぜひ合わせて読んでみてください。
僕の理想は「午前中だけ働き、午後は趣味や妻とデート、自分で仕事を生み出し毎日情熱的に働くマッチョ」です。まだまだ道は遠いですが、小さく小さく、しかし確実に成長していこうと決意しています。
もしあなたが「ちょっとやってみようかな」と前向きな気持ちになれたなら、これほど嬉しいことはありません。僕の挫折と再挑戦のリアルな記録はXで毎日発信していますので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
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