「もうスマホをダラダラ見ないようにしよう」
「夜中にラーメン食べるのやめよう」
そう思っても、気づけば手が伸びている。
やめたいのに、ついやってしまう。
そんな自分に落ち込むこと、ありませんか?
今回は『継続する技術』を読んで学んだ、
「○○しない」習慣を上手に身につけるコツを紹介します。
「○〇しない習慣」は「○〇する」に置き換える
悪習慣をやめたいなら、まずやるべきことがあります。
それは
「○〇しない」という目標を「○〇する」に置き換えることです。
なぜなら「○〇しない」「我慢」というのは、非常に難易度が高いから。
1日中意識して耐え続ける必要があり、長くはもちません。
例えば「禁煙」
「今日から1本も吸わない!」
と気合を入れても、挫折しやすいのが現実です。
「じゃあ、今日から1本ずつ減らす」 はどうか?
これも意外とハードルが高く、やはり我慢が前提です。
そこで有効なのが、「代わりに何かをする」という目標。
「たばこの代わりにガムを噛む」など
別の行動に置き換えることで我慢の目標ではなくなります。

「継続する技術」ではこんな例が紹介されています:
「継続する技術で紹介されている代わりの目標」
- お菓子を食べない→少しずつ小皿に分けて食べる
- お酒をやめたい→小さいグラスで飲む
- たばこをやめたい→ガムをかむ
「やめる」ではなく、「別の行動に置き換える」
これが、習慣をかえる最初の1歩です。
代わりの目標は習慣三原則を守る
「○〇する」という代わりの目標にも挫折しにくいコツがあります。
それが習慣三原則。
この章では、本書で紹介されている習慣三原則を紹介します。
原則1:すごく目標を下げる
まず、目標は驚くほど小さくすること。
目安は
5分以内で終わるくらい
実は高い目標を立てた人よりも、
小さな目標を立てた人の方が継続率は3.13倍高いというデータもあります。
「ガムを噛んだのに1本も減らなかった」
そんな日があっても気にしなくて大丈夫。
大切なのは、「今日もガムを噛めた」という事実。
長い目で見れば平均が下がっていくので、1日ごとの変化は気にしなくて大丈夫です。
無理な目標より、小さな成功を積み重ねる方が継続できます。
原則2:動けるときに思い出す
原則2は「代わりの行動を、やるべき時に思い出すこと」です。
まず、「やめたいことをやってしまうタイミング」を把握しましょう。
代わりの目標を思い出したいタイミング
- 小皿に分けて食べるーお菓子を食べる前
- 酒を小さなグラスで飲むーお酒を飲む晩御飯の後
- たばこの前にガムを噛むー惰性で吸う昼休憩の後
”直前のタイミング”で「○〇しなきゃ」と思い出すための仕組みを作ります。
方法1:時間で思い出す(リマインダー)
やめたい行動がだいたい何時か決まっているなら、
リマインダーが効果的です。
適切な時間にリマインダーを設定した人は、継続成功率が4.47倍!
方法2:場所で思い出す(モノを使う)
時間が統一じゃない!という人は
視覚に入るモノで思い出すのが効果的です。
モノで思い出す例
お菓子小皿に分けて食べるー机に小皿を置いておく
お酒を小さなグラスで飲むー小さなグラスとお酒を一緒においておく
たばこの代わりにガムを噛むーガムとたばこを同じポケットに入れる
ほかにも「張り紙」など、方法は何でもOKです。
思い出す仕掛けがあれば、それだけで成功率がグッと上がります。
原則3:例外を設けない
最後の原則は、「小さな目標を毎日やること」。
というのも、習慣は1〜2日やらないだけで崩れてしまうもの。
実際に「1日サボったら、もう2度とやらなくなった」という人は
なんと69.1%!
そこで本書では、シンプルで効果的な
「日数リセットルール」が紹介されています。
日数リセットルール
1.「30日継続したら成功」というゴールを決める
2.10秒でも行動できたら「できた」とカウント。
3.1日さぼるはセーフ。でも2日空いたら日数リセット!
このルールのおかげで、「ヤバい、そろそろまずいかも」と気づけます。
習慣が消えかける前に、自分で立て直すきっかけになるんです。
カレンダーの日付の横に継続日数を書いたり
スマホアプリ「継続する技術」を使って記録するのもおすすめです。
▼ ダウンロードはこちら
「できなかった日」こそ、10秒だけでもやる
忙しくてどうしても目標を達成できない日、あるはずです。
それでも「今日は例外」として何もしないのはNGです。
なぜなら、
「その日を境に2度と行動しなくなるきっかけ」
だからです。
そんな時は10秒だけでもいい。
ガムを1枚かむ、瞑想を3かい深呼吸する、でもOK
「とにかく少しでも行動する」ことが、継続のカギです。
そのわずかな行動でも「今日もできた」とカウントして大丈夫。
チートディとは考え方が違う
ダイエットで「今日は食べていい日」とするチートディ。
これはそもそも習慣三原則と考え方が違います。
チートディは我慢を重ねた反動を発散するもの。
習慣三原則は、そもそも我慢せずに続ける工夫です。
だからこそ、原則1で決めた小さな目標は、毎日こなす。
無理なく、ストレスなく、でも「例外なく」。
これが習慣化の本質です。
まとめ
「○〇する」も「○〇しない」も原則は同じ
一気に辞めず、「代わりに何かする」など無理なく続く目標にする
やめるための行動を起こしやすい多ミングで思い出す
例外を設けずに毎日少しずつ定着させる
自分でやっている感想
私は「脱スマホ」を目標に「代わりに瞑想」をとりいれています。
目を閉じればスマホを触らないからです。
習慣三原則に当てはめるとこんな目標になります
原則1:すごく目標を下げる
目標:脱スマホ→5分の瞑想
原則2:動けるときに思い出す
時間:
シャワー後のダラダラするタイミング
思い出す環境:
21:00 21:30 22:00のリマインダー
「瞑想」と書いた張り紙
原則3:例外を設けない
カレンダーに継続できた日数の書き込み
今まで何度も瞑想に取り組んできましたが、だいたい2,3日で挫折していました。
ですがこの本を読んでから、なんと現在20日以上も続いています!

今までの自分はなんでも目標が高すぎて、
例外に対しては甘すぎたから、続かなかったんだな~と
本書を読んで学びました。
30日継続まで頑張ります。
本気で目標達成したい人は本書を読むべし!(無料!)
要約サイトで知識をえて実践するのもありですが
自分で時間をかけてインストールした知識の方が定着する気がします。
Youtubeで要約動画を見た後に本を読むと
同じことを言っているはずなのに、
- すごくわかりやすかったなぁ…
- 自分も行動してみようかな!
と感化されることが多いからです。
そこで、
「次こそは本気で続けたい目標がある」
「この行動はやめたいんだ」
とおもう方は、一度「継続する技術」を読むことをお勧めします。
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今回は悪習慣を断つための方法を「継続する技術」より紹介しました。
Point
「○〇しない」は「○〇する」に置き換える
→ストレスが小さく続けられるから。
「○〇しない」はすごく高い目標。
高い目標は挫折に終わるから。
習慣三原則
1:すごく目標を下げる
代わりの目標は5分でできることにする
2:動けるときに思い出す
悪習慣をやるタイミングで「○〇しなきゃ」と思い出す環境を作る
A:リマインダーを使って時間で思い出す
B:ものを使って場所で思い出す
3:例外を設けない
原則1で決めた目標は小さいから続けられる
日数リセットルールを設ける
私は脱スマホを目標に瞑想を取り入れています。
ぜひ一緒に頑張りましょう!
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