【熊本】夏の菊池渓谷で涼しく散策!エメラルドの絶景を楽しむデート

デート

今年の夏も暑いですね…

夏のお出かけは、どうしても汗でじっとりしておっくうになりがち…。

室内デートもいいけれど、青々とした緑やキラキラした日差し、青空を涼しい場所で楽しみたい!
そんなあなたにおすすめなのが、熊本県の菊池渓谷です。

エメラルド色の川と、太陽の光が差し込む幻想的な風景が広がります。

さらに今回は、なんと渓谷で虹を見ることができました!
しかも二重の虹です。
(ココで虹スポットまで飛びます)

幻想的な川や滝を、1~2時間かけて散策できる広々とした渓谷。
魅力的な景色がたくさん広がっています。

この記事では、写真手作りマップを使って菊池渓谷の魅力を詳しく紹介します!
マップを活用して、全体をしっかり把握しながら楽しんでください。

菊池渓谷は2024年8月のお盆期間中にデートで訪れました。
涼しい環境で夏の絶景を楽しむことができ、大満足です♪
特に感動したのは、滝のふもとで見た二重の虹。
とても幻想的で、心に残る体験でした。

菊池渓谷とは

菊池渓谷は、自然が豊かな癒しのスポットです。
緑に囲まれた渓谷には、透き通った川が流れ、大小さまざまな滝や美しい景色が広がります。

夏でも涼しく、天然クーラーと呼ばれるほど。
春は新緑、夏は涼しさ、秋は紅葉、冬は樹氷と、四季を通じて楽しめる場所です。

菊池渓谷を地図付きで紹介!

菊池渓谷の様子を紹介します。
全体像をつかんでもらいやすいように、手作りマップも作りました。

菊池渓谷には
満喫コース
 [ 往復:2km 目安時間:1時間20分 ]
癒やしコース
  [ 往復:1km 目安時間:40分 ]
の2ルートがありますが、今回は満喫コースを歩きました。

癒やしコースの橋にも寄り道したので、紹介します!

駐車場

10:45に第1駐車場に到着。
ここが入り口に一番近い駐車場です。
200mほど離れており、5~10分入り口まで歩きます。

お盆期間中だからか、すでに満車気味!

トイレもありました。
渓谷の中にもトイレはありますが、第1駐車場と、ビジターセンター内が綺麗そうです。

菊池渓谷ビジターセンター

渓谷を散策する前、後にゆったりできる綺麗な建物です。
アヤメや焼きトウモロコシを売っていました。

ビジターセンターの1階の様子。
滝のせせらぎを聞きながら涼むことができます。
調べてみると、奥に見える滝は「水力発電用せき」だそうです。

『水力発電のために、石で作られた堰(せき)。
 湾曲した美しいフォルムの堰に時折現れる、水のカーテンが幻想的。
 出会えたあなたはラッキーです!』
※引用 菊池渓谷ホームページ

これを見れた私たちはラッキーだったんですね!!
しらなかった!!

ビジターセンター2階の様子。
渓流側はガラス張りで開放感があります。
木の内装と渓流を眺められる席がすてきです。

ビジターセンター2階の外です。
1階より見晴らしが良く、とても気持ちいい。
うっすら虹が架かっていたんですね!!
書いてる時に気付きました。(カメラアングルのおかげかな?)

菊池渓谷ビジターセンターの前には、大きな「菊池渓谷」の看板があります。
今から散策が始まるんだとわくわくします!

1つめの赤い橋

散策の最初に渡る、赤い橋。
橋の赤と川のエメラルド色、照りつける光が美しい!

橋から下流側を眺めた景色。
水の透明度が高いことに驚きました。
”水力発電用せき”に水が流れ込む様子が滑らかで好きです。

橋から上流側を眺めた様子。
流れが穏やかで、まるで鏡のように木が水に反射しています。
木漏れ日も差し込み、映し出された世界がとても幻想的!

赤い橋を渡り終えたら、いざ、散策スタート!!

木漏れ日がちらつく、緑ゆたかな山道をテクテク歩きます。
フワフワのコケに覆われた看板がたまらなく好き。

彼女が「もののけ姫のこだまが出てきそうな雰囲気」と表現していました。
まさしく、もののけ姫の世界!

黎明の滝(れいめいのたき)

赤い橋を渡り、もののけ姫の世界をしばらく散策したら、エメラルドグリーンの川が見えました!
苔が生えた木と木漏れ日、美しい水面に感動しました!

この景色大好き!!
序盤から大はしゃぎです♪

さらに進むと、黎明の滝が見えてきました!
「黎明の滝」ってとても美しい名前ですよね。

黎明の意味は「朝方、夜明け」。
滝の水しぶきが、まるで夜明けの霧がかかっているような景色なことから、「黎明」の名前がついたそうです。
※参考 菊池渓谷ホームページ

名前も淵の色も神秘的…

黎明の滝にさらに近寄ってみました。
なんて美しい色…
泡から水のコントラストも大好きです。
この辺はクーラーが効いた部屋のように涼しかったです。

黎明の滝のさらに上流です。
差し込む光、光芒(こうぼう)は夏にしか見られない特別な景色だそうです。
森が深いので、すぐ暗くなります。
早い時間、できれば午前中がオススメ!

1つめ~2つめの橋の山道

歩いて行くと川の手前から歩道に向かって大きな木が寄りかかっていました。
対岸には大きな紅葉。青々として夏を感じます。

苔むした倒木?のトンネル。
フワフワして気持ちよさそう。

大きな紅葉の木が見えます。
和を感じる写真が撮れて嬉しい。
秋は紅葉と滝を見られるそうです。
絶対綺麗!行きたい!!

2つめの橋

2番目の橋まで来ました。
渡って帰ることもできます。(癒やしコース)
しかし、ぜひとも、ココで帰らないでほしい!!
次で紹介するスポットまで足を運んで折り返していただきたい!!
詳しくは次節【天狗滝・竜ヶ渕を真横から見る(虹スポット)】で紹介します。

橋の上の様子です。
緑が生い茂り日光が少なく、水も近くてとても涼しかったです。

橋の上から上流側を見下ろした景色。
奥に天狗滝竜ヶ渕が見えます。
美しい…末広がりな滝も美しいですよね!
コバルト色とエメラルド色が混ざる美しい景色に感動しました。

橋の上からでも天狗滝・竜ヶ渕を見ることができますが、スグそばまで近づける場所があるので、そこまで行くことを強くオススメします!!

橋の上から、下流側を見下ろした様子。
日光がよく入り、明るい印象。
綺麗な水、苔むした岩、紅葉…癒やされます。

「天狗滝は、山伏が修行の際、身を洗い清めたとされる場所。
落差が8mあり、水が激しく落ちる滝は圧巻です。
コバルトブルーの美しく妖しさもある竜ヶ渕には、かつて竜が住んでいたという伝説があります。」
※引用 菊池渓谷ホームページ

天狗滝・竜ヶ渕を真横から見る(虹スポット)

1番感動したスポットの紹介です!!
なんと!!2重の虹を見ることができました🌈!!!
奇跡!!!
癒やしコースを散策しようと検討した方、少し橋を行き過ぎて、ぜひこれを見てからにしてください!

まずは入り口の様子から紹介。
メインの歩道から外れるような階段が設置されています。
一瞬、降りるの面倒だから、良いかな?と考えそうな見た目です。
案の定、ほとんどの観光客が素通りしてしまっていました…
皆さんには是非!降りてほしい!!

滝の水しぶきと夏の日差しのおかげで、くっきりと虹が出ていました!!
とても幻想的…
虹を見るには、日光が渓流に差し込む午前中がオススメです!!

短いですが、動画に納めました。
水しぶきが風で流され虹が揺れて、まるでオーロラのようです!

四十三万滝(よんじゅうさんまんたき)

次に見えてくるのは四十三万滝
滝のスグそばまで近寄れます!
水の透明感を間近で体験できます!きれい~!
近くて迫力があり、涼しくて美しい!
光芒と滝の組み合わせが絶景…✨癒やされる…

四十三万滝は、「日本の滝百選」に選ばれています。
名前の由来は、
 a.新聞社の景勝地百景選で43万票を集めたことから
 b.1日平均水量43万石(約7.8万t)に達したことから
と言われています。
※参考 菊池渓谷ホームページ

広河原(ひろかわら)

広河原も、四十三万滝と同様、川のスグそばまで近づくことができます。
川の近くなのでとても涼しいです。
森が開けているため明るく、流れもゆっくりなので、落ち着いている印象。

最後の橋を渡る手前に、石を積んだ塔がありました。
それも、1つや2つではなく、たくさん!
全部クオリティ高い!!

観光客によるモノなのでしょうか??
木の棒の上に建てている物件が、特に芸術点高めだと思いました。

3つめの橋の上から、上流側を見下ろす景色。
幅が広くてゆったりした印象が大好き!
この景色を見納め、橋を渡ったら帰り道です。

九州自然歩道(帰る道)

帰り道はアスファルトで整備されています。
アップダウンもなく、一直線なので、あっという間にゴールに到着します。

渓谷を高い場所から見下ろす道となっており、とても気持ちがよかったです。
この写真が12:30ぐらい。
日光が渓谷に沢山降り注ぐためか、水の色も幻想的でした。

石の看板を身納めて、散策終了!
苔が生え、光が差し、木々に覆われており、菊池渓谷の印象にすごくマッチしていると感じます。

菊池渓谷を最大に楽しむための注意点・アドバイス

オススメ持ち物

飲料

アップダウンのある山道を1~2時間歩くので、普段より喉が渇きます。
渓谷の中では気軽に飲み水が準備できません。
夏場なら1人500mlの準備を推奨します。

喉の渇きは散策のストレスとなり、だんだんデートが楽くなくなるかも…

動きやすく、汚れてもいい靴

土の道、時には岩の上を歩きます。
汚れやすく、足場の悪い道ですので、動きやすい靴をオススメします。
ハイヒールなど、かかとの高い靴での散策はキツそうです。

虫刺され対策

森の中を進むので、虫刺されはつきものです。
虫除けスプレー・ムヒ等を持って行くのをオススメします。

タオル・ハンカチ

滝の付近はとても涼しいのですが、山道は少し暑いです。
川の水を触ったや、転んだ場合などで、拭き取る時に役立ちます。
菊池渓谷は遊泳禁止なので、がっつり入るのはやめましょう。

小銭(100円玉)

駐車場が300円、渓谷の散策が1人300円です。
支払う場所がそれぞれ違うので、100円玉で準備する方が良かったです。
準備しておくと会計がスムーズです。

持ち物リスト まとめ
  • 飲料
  • 動きやすく汚れてもいい靴
  • 虫除けスプレー・ムヒ
  • タオル・ハンカチ
  • 小銭(100円玉)

光芒は夏限定

光の筋がくっきりと見える光芒は、梅雨明け~8月上旬ごろがベストです。
時間帯は夜明け、靄(もや)がかかっていて、天気がいい日に美しく差し込みます。
インスタでみるような写真は、早朝に撮影しているようです。

駐車場

1番近い駐車場は「第1駐車場」です。
お盆の10:30でほぼ満車でした。

散策が終わった12:30頃で、1番遠い「中央駐車場」にもかなりの台数が駐車していました。

利用できる時間は8:30~17:00です。

【繁忙期限定】シャトルバス

繁忙期には「中央駐車場」~「菊池渓谷入り口」までシャトルバスが出ます。
2024年の8月の運行は以下の通りです。
シャトルバス運行日(2024年)
8月11日(日)、12日(月)、13日(火)、14日(水)、15日(木)、18日(日)
※ 菊池渓谷ホームページ

車椅子での散策

九州自然歩道」はコンクリートで整備された道なので、広河原までなら車椅子でも通行できます。

しかし勾配があるため、介助けが必要だと思います。

車椅子の貸し出しは行っていません。

※参考 菊池渓谷公式ホームページ よくある質問集

菊池渓谷で涼しい散策デートを!

エメラルドグリーン、コバルトブルーの淵や滝を、涼しく楽しめる菊池渓谷は、最高の夏デートスポットです!
景色もさることながら、その涼しさに感動!!

なにより、オーロラのような二重の虹をみることができ、とても癒やされました🌈

菊池渓谷を散策した後は、熊本名物「赤牛丼」を食べに行きました。
次回はそちらを紹介します。

この記事が、あなたのお出かけの手助けになれば嬉しいです。

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